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| 2017年04月26日(水) ■ |
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| 部屋の中からじゃ、この窓は開けられない。 |
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映画「64 ロクヨン 前編」(瀬々敬久監督)から。 以前、原作を読んでいるからか、やや違和感を覚えた。 あの650頁近くに及ぶ文字が、どう映像に表現されるのか、 期待し過ぎたのかもしれない。 どんなに素晴らしい作品でも、映画として4時間は長過ぎる。 逆に、2時間前後に表現できないようなら、厳しい言い方だが、 映像化は諦めた方がいい、という感想を持った。 と言いつつも、作品レビューとしてメモは増えた。 前編は、記者クラブとの確執・不協和音を解決しようと、 孤軍奮闘する主役、佐藤浩一さん演じる、三上広報官の動きが 私のアンテナに引っかかった。 「部屋の中からじゃ、この窓は開けられない。 開けるには、自分が外に出て開くしかないんだ」 この考え方が、彼の全行動を支えている。 もうすぐ定年だから・・と及び腰の先輩警察官に対しても、 本来なら話すこともままならない上司に対しても、 同じ姿勢で臨むからこそ、部下の信頼が得られたのだろう。 仕事で大切なのは、危険を承知で、問題の火中に飛び込む勇気、 そんなことを感じながら、前編を観終わった。
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