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| 2016年06月03日(金) ■ |
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| ほらね、世界なんて、たった一晩で変わってしまうのよ。 |
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映画「映画 ビリギャル」(土井裕泰監督)から。 話題になっているのは知っていたけど、私の先入観で、 「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて、 慶應大学に現役合格した話」という紹介に、面白可笑しく、 やや誇張して、ドキュメンタリー風に仕上げたんだろうな、と 決めてかかったのがよくなかった。(汗) もっと早く観ておけば良かったなぁ、というのが感想である。 伊藤淳史さん演じる「坪田先生」のアドバイスも、 有村架純さん演じる、主人公「工藤さやか」のボケもメモをした。 どんな視点でも楽しめる作品なので、正直、1つに絞るのが難しい。 「全問不正解だけど、回答欄は全て埋めたよね」 「七夕の短冊と同じで、まずは願いを文字に書かないと」 「僕はダメな生徒なんていないと思うんです。 ダメな指導者がいるだけですよ」「ニュースが情報のどこを切り取るかで、 世論なんて、全然、変わってくるんだよ。新聞を鵜呑みにしないで、 いろいろな立場から考えないと、真実は見えてこないんだよ」 「可能性があるって知ってることって、すごく大事なの」 「傷つきたくないから、目標下げるの? 目標を下げた、どんどん低い方に流れていくよ」 「プレッシャーがあるってことは、受かる自信があるってことだ」 やはり、塾の先生らしいアドバイスが気に入った。 しかし、今回選んだのは、作品の冒頭、母親が小さい頃の主人公に (立体絵本をめくりながら・・)囁いた台詞。 「ほらね、世界なんて、たった一晩で変わってしまうのよ」 これが、この作品を貫いている考え方だなな、と感じたから。 別に、受験生だけでなく、私たち年代にだって言えること。 「可能性は試みる人だけのもの」ってことなんだろうな、きっと。
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