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| 2016年05月02日(月) ■ |
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| 「屋外イベント」こそ、シミュレーションの勉強 |
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この季節「屋外イベント」の楽しさは、青空の下、 爽やかな空気に包まれて、来場者の喜ぶ顔が見られること。 逆に、難しさは、刻々と変わる天候に左右され、 中止・続行・延期などの判断を、瞬時に迫られること。 今までも、多くのイベントを体験してきたが、 もっと早く決断すれば・・というイベントもあったし、 もう少し判断を遅らせれば・・というイベントもあった。 しかし私は、その最終判断の難しさを知っているから、 結果はどうあれ「最善の選択」だと理解し、 選任者の指示に従うことにしている。 しかし、責任者でない人たちは、その判断の甘さを指摘し、 私だったら・・俺だったら・・と陰口を叩く。 その声が、イベントの企画・運営をする若者たちを潰している、 私は、そう思う。私たちのように歳を重ねた人たちが、 「こんなことは、よくあることだよ」と声を掛け、 「『屋外イベント』こそ、シミュレーションの勉強」と、 励ますことこそ、イベントプランナー育成に繋がると思う。 今の時代、集り過ぎる「天候」の情報や、関係者の意見を、 自分なりにどう分析し、最善の判断につなげていくか、 それが「イベント責任者の醍醐味」と思えば、楽になる。 誰にでも与えられた権限ではない、だからこそ経験して欲しい。 不平不満を言うなら「お前がやってみろ」という気概を持って。
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