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| 2016年04月05日(火) ■ |
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| 柔らかいって表現がピッタリだね |
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何も予定がない休日は、スマホと文庫本を片手に柿田川公園へ、 これが最近の私のライフスタイルとなっているが、 お気に入りの「豆腐アイス」を食べながら、観光客の会話を こっそりメモしている、と言ったら、叱られるだろうか。(汗) リニューアルされたドライブイン「湧水の道」(旧・泉の館)の 水飲み場で、柿田川と同じ水系の水を飲みながら、 何人かが同じ感想を口にした。 それが「柔らかいって表現がピッタリだね」「うん・・確かに」 私たち、静岡県東部の人たちは、富士山の恵みである飲料水を いつでも飲める環境にあるから、美味しい水に関して無頓着。 ゴクゴク飲んで「あ〜、美味しい」というくらいしか、浮かばない。 観光客の彼らは、少しずつ口に含み、ワインを飲むかのように味わい、 軟水、硬水を舌で感じている様子が印象的だった。 そして、約40キロの距離を、28年の歳月をかけて流れてきた、 その時間をも楽しんでいる会話は、多くのヒントを含んでいる。 「今、飲んでいる水は、約30年前に富士山に降った雪や雨です。 若いあなたは、まだ生まれる前の水ですよ。 高齢者のあなたは、一番きれいだった頃ですね」など、 綾小路きみまろ風に紹介することだって出来る。(笑) もう一度、ゆっくり「柿田川の水」を味わってみたいな。
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