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| 2016年03月30日(水) ■ |
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| 女の快楽は男の10倍大きい |
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映画「アデル、ブルーは熱い色」 (アブデラティフ・ケシシュ監督)から。 同性愛(特に「レズ」)を中心とした性的描写の多い中、 約3時間に及ぶ上映時間は、さすがに疲れた・・(汗)。 ただ男と女の違いを、いろいろな角度から気付かせてもらった。 作品の中でも、こんなフレーズが登場した。 「男と女では、本質的に喜びの性質が違う。 快感の質が違うだろ、オルガムスも」 「それで思い出すのが、ギリシャ神話のテイレシアス。 男から女になり男に戻った。 ある時、男女の快楽に違いはあるかと聞かれ、 テイレシアスは言った。女の快楽は男の10倍大きい」 やや笑い話で語られていたが、この作品を思い出すには、 このフレーズかな?とメモをした。 両性を経験したギリシャ神話にしか例えようがない、男の女の違い。 男が性転換して女になったとしても、本物の女性が味わう快楽は、 体験できないんだろうな、そんなことを思いながら観終わった。 ただ、この作品を通して、む監督は私たちに何を伝えたかったのか、 なかなか理解に苦しんだのも本音である。 全編を通して、食べる・飲むシーンが溢れているのは、人間にとって 「性欲」と「食欲」は同じくらい大切ってことなのかな。
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