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| 2015年12月15日(火) ■ |
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| あんたが繋げてくれたんじゃ |
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今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が最終回を終えた。 低視聴率を筆頭に、原作がない脚本の甘さなど、 ネット上では、叩かれ続けた「吉田松陰の妹」主役の 作品であったが、やはり今年もなんとか観続けた。(汗) 全体を通しての感想は「軸がぶれた」。 一回目タイトルは「人をつなぐ妹」であり、 私も「人を咲かせる女・咲かせ系女子」という一言で 「気になる一言」を書いたが、脇役を主役にするには、 ちょっと無理があった気がする。 しかし最終回、文から美和に名前が変わろうと、周りから 「あんたが繋げてくれたんじゃ」という評価を受けたり、 最後には汽車の中で、「種」を広げて、こう呟く。 「また、ここから繋がっていくんですね」。 突然、忘れていた「人を繋ぐ」というコンセプトが蘇った。 今の時代に求められているリーダーは、 強い口調で、周りをグイグイ引っ張っていくタイプではなく、 個性的でバラバラになっている「カオス」を、 調和(ハーモニー)をとりながら、一つの「システム」として 繋げていく役割ができる人、そう思っていたから、 今回は無名だけど面白いかな?と感じていたのだが・・。 結果はどうあれ、軸だけはぶれて欲しくなかったなぁ。
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