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| 2015年12月02日(水) ■ |
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| みかんは、みかん畑にあるものと思っていたので |
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先日、青森からのお客を招き、柿田川をご案内。 公園内の2つの展望台を始め、片道1.2キロの柿田川を、 沿道から見える場所を選びながら、ぐるっと一周、 約2時間をかけて、いろいろな角度からの「柿田川」を 観ていただいたのだが、住宅街に沿って歩いたり、 田畑を横目で眺めながら、楽しく「てくてく」したのだが、 面白いことに気付いた。 初めて観た「日本三大清流・柿田川」を撮影するのならわかるが、 住宅の庭に植えてある「みかん」「ゆず」「金柑」「夏ミカン」など、 柑橘系の樹木を珍しそうに、そして不思議そうにシャッターを押した。 なにがそんなに面白いのか、訊いてみたら、 「みかんは、みかん畑にあるものと思っていたので」とのこと。 私は、その返事の方が驚いた。(汗) 毎日、通勤で使っている道なので、気にもしなかったけれど、 青森の人たちにすれば、驚きの光景だったようだ。 こんなに狭い日本でも、生活・文化に大きな隔たりがある。 「冬空の色は?」の問いに、私たちは「青色」と答え、 東北をはじめとした雪国の人たちは「白色」と答えるのと同じ。 11月初めには「もうタイヤ、変えた?」が「冬支度」の合言葉となり、 少しでも遅れると、生活が出来なくなることを意味すると教わり、 「えっ、嘘でしょ?」と笑いながら、聞き返すことしか出来なかった。 今度は、私たちが青森に行って、景色の違いを感じてみたいな。
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