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| 2015年11月16日(月) ■ |
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| 「どうする?」「自分で判断しろ」「撃つか?」「自分で決めろ」 |
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映画「ハート・ロッカー」(キャスリン・ビグロー監督)から。 イラク戦争のバクダットでの爆弾処理班、 戦争が終結した地の地雷処理とは違い、 現在、戦争中の中、テロの可能性も高く、映画と知りつつも、 2時間以上、銃口を突きつけられていた緊張感があり、 鑑賞途中で、気分が悪くなり吐きそうだった。 「戦争は麻薬である」の言葉に頷き、 「イラクに来たってことは死ぬってことだ」で納得した。 「死ぬなら、気持ちよく死にたい」・・そう呟く主人公、 本当にそんな気持ちになれるのだろうか、と我に返る。 メモする言葉は少なかったが、緊迫した会話に、 これは映画なのか?という疑問が浮かぶほどだった。 戦場でも指示を出す立場の人はいるが、 その指示を待っていては殺されることを、みんなが知っている。 「どうする?」「自分で判断しろ」 「撃つか?」「自分で決めろ」 厳しい言葉が飛び交うが、それこそ戦場の会話である。 しかし、我々の職場だって戦場といえなくはない。 この緊張感、私にとって初体験であったが、 戦争の映画、やっぱり観るのはやめようっと。
P.S. 今、巷ではFacebookで「プロフィール」に 「フランス国旗」(トリコロール)を被せる、という行為が 物議を醸し出している。 すべて「自分の判断で、自分が決めた」のであれば、 それを肯定することも否定することも出来ないと私は思う。 強いて言えば「国民の祝日に、日本の国旗を」かな。(笑)
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