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| 2015年11月13日(金) ■ |
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| どちらかが、50年近く勘違いしていることになる |
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先日、高校生の頃からつき合っている親友から、連絡があった。 地元を離れている仲間が○日に帰省するので集合、 そんなメッセージがあると、彼らに会いたい一心で参加する。 メンバーは同級生、それも57年間、歳を重ねてきた仲間たち、 その場の会話の面白さは、ちょっと文字では表現しにくいが、 酔いにまかせて、記憶のぶつかり合いがあった。 いくら体調を崩しても、2020年のオリンピックまでは生きたい、 そんな湿った話かと思えば、前回の「東京オリンピック」の 重量挙げの三宅選手から、男子マラソンのアベベ選手まで、 自分の思い出せる記憶をフル動員して、盛り上がった。 この昭和39年(1964年)の東京オリンピック開催の時、 自分たちは何歳だったか?の問いには、同級生だというのに 不思議なことに、意見がまっぷたつに割れた。 昔の国道1号(新道)で、初めて見る聖火リレーに 日の丸の旗を振ったのは幼稚園、という私の記憶と、 いやいや、東京オリンピックは、間違いなく 小学校のテレビで見た、という記憶があり、楽しかった。 「どちらかが、50年近く勘違いしていることになる」から、 自分の認知症を疑いながらも、必死に記憶を遡ることとなった。 調べれば簡単にわかるけれど、実は結論なんてどちらでもいい。 こんな他愛ない話題で、5時間も飲めるのだから、 同級生の飲み会は楽しいはずだ、と改めて実感した。(笑)
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