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| 2015年09月07日(月) ■ |
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| 多くの表現者や作品を追い込んだ「言葉狩り」 |
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書籍「大放言」(百田尚樹著・新潮新書刊・239頁)から。 読み終えてメモを振り返ったら、私と同じ意見が多く、 打ち直すのを途中でやめたくらい、頷くことばかりだった。 もちろん、全てが正しいというつもりはないが、 私が共感したのは「『言葉狩り』の時代」という内容。 「いつの頃からか、日本人はその言葉の裏にある真意よりも、 表面上の言葉にだけ反応するようになった。 典型的なのが、昭和五十年代に起きた一連の言葉狩りである。 もともとは差別に抗議する団体が中心になって行なった運動が きっかけだったが、やがてそれは社会全体を飲み込み、 巨大な力となった。「その言い方は差別だ!」 「その表現は許さない!」とメディアや世論が大合唱して、 多くの表現者や作品を追い込んだ」という部分。 今や、言葉だけでなく、デザインにまで及んでいる。 私たちは、こうして多くの才能を潰してきていないだろうか。 見も知らぬ人にバッシングされた人は、反論すればするほど、 余計に「人格」を否定されるので、面倒くさくなってしまう。 もういいや、これ以上この件に関わるのはやめよう、となり、 すみませんでした、と認めて、今後一切関わらなくなる。 人の欠点を探しだし、誹謗中傷することで満足するなんて、 完全に自己満足の世界だと思う。出来ることなら止めて欲しい。
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