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| 2015年06月22日(月) ■ |
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| しも。ちょっと、ここに座れ |
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先日、職場でお世話になった先輩が他界したという訃報が届いた。 個性の強い方であったが、私に対しては、厳しい口調の中にも、 時には優しく、時には本気で叱ってくれた1人であった。 飲み会では「しも。ちょっと、ここに座れ」・・が口癖のように、 手招きされたかと思えば「お前がやらないで誰がやるんだよ」と 「叱咤・叱咤・叱咤・激励」の連続だったことが思い出される。(汗) 遠視独特の凹レンズから覗く大きな目も、酔っぱらうと座ってきて、 なおかつ、歳を重ねても私の腕をぐっと思いきり掴んだら離さない、 まさしく、強い握力が印象に残っている人だった。 晩年、私が課長で先輩が参事という、逆の立場でありながら、 課の運営や、町の目指す方向性について、よく相談にのってくれた。 実は体調が思わしくないんだ、と弱気の部分を見せたかと思えば、 飲み会では、一番最初に到着し、ひとりでチビリチビリ飲んでたりする、 本当に、無茶苦茶なことをしても、後輩から慕われる不思議な存在。 それでも、だんだん痩せていく先輩の姿に驚き、見るに見かねて 「仕事は何とかするから病院へ行ってください、これ課長命令です」 とお願いしたら「ば〜か、大丈夫だよ、お前は町のことを心配しろ」と、 怒鳴られたことが忘れられない。(涙) ああ、また1人私を叱ってくれる先輩がいなくなってしまったな。 明日、告別式に参列し祭壇に向かって、こういってやろうと思う。 「先輩、ちょっと、ここに座ってください」って。 ご冥福をお祈りします。合掌。
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