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| 2015年05月15日(金) ■ |
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| 見る方の精神が混乱しているからに過ぎない。 |
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映画「渇き。」(中島哲也監督)から。 鑑賞後、評価が分かれる作品だろうなぁ、と思った。 ストーリーはともかく、画面の激しい揺れや、溢れる流血シーン、 この表現方法が「渇き。」には、必要だったということだろう。 私は、意図や流れの整理が付かず、頭が混乱してしまったが、 作品冒頭に流れる台詞とテロップが、そのヒントになるだろうか。 「愛してる・・」「ぶっ殺す」と意味深な台詞と、 「ある時代が混乱して見えるのは、 見る方の精神が混乱しているからに過ぎない。Jean Cocteau」 と書かれた文字から、ジャン・コクトーの言葉とわかる。 彼は、フランスの芸術家。詩人、小説家、劇作家、評論家、 画家、映画監督、脚本家として多くの活動を行ったらしい。 そのフレーズが冒頭に流れた意味は、けっこう大きい。 「混乱」というより「狂う」という表現が相応しい作品であるが、 2015年、話題の中心になりそうな「吉田松陰」も、 自らを「狂愚」と名乗ったことで有名だから、 それくらいの想いと行動がないと、常識は打ち破れない、 ということだろうか。 なかなか理解するのに難しい作品であるが、裏を返せば、 常識を超えた見方が出来れば、素晴らしい作品、と言える。
P.S. ちなみにタイトルの「渇き。」は、作品の中で使われた 「ヤクにハマると喉が渇くだろ?」というフレーズがヒントなのか。 最後の句読点「。」も、気になるところ。う〜ん・・(汗)
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