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| 2015年04月20日(月) ■ |
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| ラストはハッピーエンドでなければならない |
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作家・夢枕獏さんの「秘伝『書く』技術」(集英社) 刊行についてのインタビュー記事。 インタビューの冒頭、彼の「書く」ことに関する信条などが 散りばめられていて、面白かった。 「面白いことを書きたい、これはもう、作家の生理的な欲望。 文書表現で大事なのは『自由』であること、 『これを書きたい』という意欲と『森羅万象を面白がる力』」と 言い切る彼は、書きたいテーマを小説にする方法や、 書き続けるためのアドバイスを体験的に記している。 「野心なしに、面白いものは生まれ得ない」 「創作者たるもの、誰も褒めてくれなくとも、 自分で褒めるくらいの自信と気概が必要です」などメモは増えた。 その中で一番頷いたのが、彼が書く上で「信条」としている考え方。 それが「ラストはハッピーエンドでなければならない」。 「読者の方には、やっぱり幸せな気持ちになってほしい」という 願いが、私にも伝わってきた。 せっかく長い文章を読んできて、最後に悲劇的に終わる作品は、 物語とわかっていても、やはりやるせない気持ちになる。 だから、彼の信条には大賛成である。
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