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| 2015年03月08日(日) ■ |
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| 自然相手じゃ、誰にも文句を言えないね |
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今回の1泊2日「奈良・京都の旅」は、歳時記を体感するバスツアー。 「奈良東大寺二月堂修二会『お水取り』」は、観客の私たちにとっては、 お祭り・イベントであるが、東大寺にとっては、 天正4年以来、一度も途絶えることなく続けられている修行の1つだから 屋外の天気が雨だろうが雪だろうが、決行する。 本番(午後7時)の1時間以上前から、雨の中、何千人もの人たちが、 夕方から次第に強くなってきた雨足にも耐え、傘をさしながら、 じっと「二月堂」を見上げたまま動かない光景は、違った意味で、 私を感動させた。 さらに、関西地方随一と言われる梅の名所(月ヶ瀬梅林・梅渓)は、 ほとんど開花もしておらず、蕾もやっと・・という状態。 京都・北野天満宮の梅も「見頃」とは言われていたが、 まだ満開にはほど遠い状態で、楽しみにしていた「自然景」は、 参加した人たちの期待を大きく裏切ることとなった。 しかし、帰りのバスの中で聞こえてきた、おばさまたちの会話は、 今回のバスツアーを表現するに相応しいフレーズだった。 「自然相手じゃ、誰にも文句を言えないね」 しっかり代金を払ったにも関わらず、予定どおりいかない結果に対して、 不平・不満・愚痴が出ないのは、自然とともに生きてきた日本人らしい、 考え方ではないだろうか、と思う。 これから多くのツアーが計画される「桜」を始め、菖蒲・藤・紅葉など、 季節の景色を求めて旅をするのは、誰からも文句が出ないからいいなぁ。
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