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| 2015年01月25日(日) ■ |
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| 俺はつなぎ目 |
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先日、歌舞伎役者・市川海老蔵さんの特集をテレビで観た。 若い頃、プライベートの話題で世間を賑わせた彼は、 今、「歌舞伎」の本家としての自覚が芽生えたのか、 真摯に芸の鍛錬をしている様子がうかがえた。 そして、自分の役割を「俺はつなぎ目」と表現した。 若い頃は、長い歴史で受け継がれてきた「歌舞伎」という 日本古来の伝統芸能を、なんとか新しいものにしようと、 勢いだけで突っ走っていた気がするが、今回の気付きは、 「親から受け継いだ芸を、息子へ確実に受け渡す」といった とてもシンプルな役割が自覚できたようだ。 何が彼をそういう心境にしたのかは定かではないが、 力が抜けた、とても魅力的な顔が画面を独占した。 私たちも、同じことが言える。 「親から受け継いだ資産を、子どもに受け渡す」 「先輩から受け継いだ仕事を、後輩に受け渡す」 自分が今生きている役割は、人類の歴史の「つなぎ目」、 そう考えられたら、意外と楽に生きられるんだよなぁ。
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