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| 2014年12月02日(火) ■ |
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| 王侯将相 寧(いず)くんぞ、種あらんや |
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衆議院議員選挙が公示されたが、私の関心は、軍師(参謀)。 この短い準備期間に、どんなメンバーが、どこに集り、 どんな会話をしたか、だから、14日の選挙結果よりも、 各党が勝つために描いた「戦略」が気にかかる、そこで 映画「項羽と劉邦(鴻門の会)」(ルー・チューアン監督)から。 歴史を紐解いていくと、どこぞのテレビ番組ではないが、 「その時、歴史が動いた」と思われる軍議・宴席などがある。 日本でいえば、有名な関ヶ原の合戦よりも、 織田信長の跡目を決める「清須会議」だったりする。 中国の歴史では、項羽軍営の催した「鴻門の会」、 これにより、項羽と劉邦の位置づけがはっきりし、 項羽の家臣だった韓信が項羽を捨て、劉邦を選んだ。 たぶん、劉邦の不思議な力に引き付けられたのだろう。 この作品で何度か使われたフレーズを、気になる一言にした。 「王侯将相 寧(いず)くんぞ、種あらんや」 読みは「おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや」 意味は「王や諸侯、将軍や宰相・大臣などになるのに、 決まった種(家柄)なんかありはしない」ということ。 「家系や血統によるのではないから、 どんな人でも努力や運によって栄達できる」の意。 秦を倒すために立ち上がった農民の首領、陳勝の言葉、とされる。 項羽と劉邦、その関係は非常に面白い。 そして、項羽の軍師であった「范増(はんぞう)」や、 劉邦の軍師であった「張良」なども含め、 「軍師・参謀」と呼ばれる人たちの心の動きも複雑である。 それにしても、どうして同じような人間関係や事件が、 世界の各地で起きるんだろう、不思議だなぁ。
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