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2014年09月03日(水)
メディアの声は、たんなる「大きな声」

書籍「ゼロ戦と日本人」美しさに潜む「失敗の本質」
(百田尚樹・渡部昇一共著・PHP研究所刊・225頁)から。
2人の対談と交互に書き進む主張に、思わず引き込まれ、
一気に読み終えた書籍は、久しぶりである。
本の厚さにしては、メモの量が多かった気がする。
その中で私が選んだのは、
「メディアの声は、たんなる『大きな声』に過ぎなかったのです。
メディアが大多数の声を代表しているとは限らないということです」
という視点は、意外と私たちの盲点かもしれない。
ついつい、事件・事故が起きると、街角インタビューが放映され、
いかにも「大多数の声」のように語られるが、
そのメディアの主張に合った「街の人の声」ということを意識したい。
たぶん戦争の時も、大多数の声は無視され、軍隊の意見に合った
報道がされ、国民を洗脳していったのではないだろうか。
だから、この「メディアの声は、たんなる『大きな声』」は、
戦争当時だけでなく、今でも意識しておきたい視点であろう。
「私には、国民の声なき声が聞こえる」と語った「岸信介首相」、
「メディアが大多数の声を代表しているとは限らない」を、
言い換えたフレーズだった、と解釈したい。