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| 2014年08月24日(日) ■ |
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| みんなが寄ってたかって複雑にしてるんだな |
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映画「秋日和」(小津安二郎監督)から。 登場人物は、ほとんど同じで台詞の言い回しも同じ。 役柄を意識しないと、作品を間違ってしまいそうなのに、 なんだろう、鑑賞後のスッキリ感が残るのは・・。(笑) 「セクハラ」「パワハラ」に値する台詞や行動が溢れ、 今、こんな作品を作ったら、大変なことになっていたな、と メモしながらも、よき時代・・で済ませてはいけない、 知恵みたいなものが感じられる作品となっている。 夫は帰宅後、服を所かまわず脱ぎっぱなしにする。 それを、奥さんがハンガーにかけていくシーン。 もちろん、今ではこんな家庭は少ないだろうが、 夫と妻、着替えながら、夫婦でけっこう会話している。 今日は会社で・・とか、向かいの何とかさんが・・ こんな他愛ない会話だけど、よくしゃべっているのだ。 現代の夫婦に足りないのは「会話」だとも言われるが、 これなんかも、ヒントじゃないかな・・とメモをした。 気になる一言は、作品のラストの会話。 「世の中なんて、みんなが寄ってたかって複雑にしてるんだな。 案外、簡単なものなのにさ」 「シンプル・イズ・ベスト」なのに、私たちが複雑にしている。 なるほどなぁ、今でも通じることだなぁ。
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