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| 2014年06月20日(金) ■ |
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| その男、試してみてもよろしいですか? |
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溜まっている「軍師 官兵衛」ネタを読みたい、という 私にとっては、とても嬉しいリクエスト・メールが届いたので、 昨日に続けて、NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」から。 今は亡き、谷原章介さん演じる「竹中半兵衛」が、 官兵衛をベタほめしている秀吉に訊ねた台詞。 「(官兵衛とは、そんなに)使える男ですか? その男、試してみてもよろしいですか?」 主君・秀吉を信用していないというわけではなく、 たぶんあの頃から、自分の後を継ぐ軍師として、 秀吉を支え、大きな視点で難題解決にあたれる男か、を 試していたのかもしれない。 実際の解決には、官兵衛のわからないところで根回しをし、 物事がうまく運べるように段取りしているのだから、 結果を求めていたのではない、と思う。 その考え方、大所高所から眺める視点を持ち合わせているか、 度胸のある男がどうか、そんなことを試してみたのだろう。 話の展開では「えっ、これで合格?」という内容であったが、 こうして、自分の後継者を作っていくんだ、という部分は、 非常に参考になった。 もちろん、半兵衛のように全て完璧に出来るわけではない、 ただ、その「軍師」としての資質を試していたに過ぎないが、 56歳を重ねた私にとっても、次世代の管理職候補を試す、 そんな必要性を痛感した。 その話を耳にした、織田信長。「もし・・」と前置きをして、 「しくじるようなことがあれば、それまでの男ということよ」と 言い切った、なるほどなぁ。(汗)
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