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| 2014年06月09日(月) ■ |
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| インフラの高齢化対応「まったなし」 |
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たぶん・・建通新聞の見出しだった。(月日はメモ忘れました) 「インフラの高齢化対応」という表現が、私には新鮮だったから、 話のネタに・・とメモをした。 もちろん、ハード整備に関しては「長寿命化対策」という言葉もあるが、 老朽化した施設を、なんとかして「もう少しもたせる」という、 そんなイメージが先行して、言葉としても硬い気がする。 「インフラの高齢化対応」というフレーズは、人間と同様に 建物も高齢化(老朽化)してきており、その深刻さは、 大きな事故につながる可能性がある分「まったなし」という単語が、 その緊張感を表現している気がしたから、メモをした。 老朽化しているけれど、もう少し大丈夫だろう、という危機管理のなさが、 日本全国で起きている、想定外の事故に繋がっているとも言えそうだ。 「2020年の東京オリンピック開催」に向けて、道路整備を考えた時、 「1964年の東京オリンピック開催」時に建築した首都高速道路なども、 高齢化(老朽化)が進んでいるという話も耳にした。 日本全国、ハード整備に関しては、国・県の説明を聞く限り、 「整備」から「維持管理」に転換という潮流が、ひしひしと感じられる。 都市計画のことは、まだまだ分からないことばかりだけれど、 「長寿命化」の先には、何が残っているのだろうか、と不安はある。 人間と同様に死亡(崩壊)というわけには、いかないだろうから、 「長寿命化」のあとのことも、考えないといけないよな、と思う。 人間も、インフラも「永久」の命は、ないのだから。
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