
|
 |
| 2014年02月16日(日) ■ |
 |
| あえて言えば、6回も悔しい思いをしていることかな |
 |
ソチ・オリンピック、若い選手の多い日本チームの精神的な心の支えとして、 主将を任されたかも知れないな、と感じている。 スキージャンプ銀メダルの葛西選手に、まずは祝福を。「本当におめでとう」 今日から「レジェンド(伝説)」という言葉が、日本全国を駆け巡るだろう。 大会中も、(たぶん)帰国後も、多くの特別番組が組まれ、 私たち、日本国民の心に残るコメントが発せられることを期待している。 まずは銀メダル獲得直後のインタビューから「気になる一言」を残したい、 そう思いながら、メモをした。 飛んでる時(ジャンプしている時)、どんなことを考えているのか、 自分が鳥になったような気分なのか、それが私の関心事であったが、 独特の空中フォームについて「モモンガみたいでしょう?」とおどけながら、 「飛行機をイメージしているんです」と説明した笑顔が印象的だった。 そうか、自分は飛行機だと思っていたんだな、とメモが増えた。(笑) しかし、私の最大の関心事は、7回(28年)もの長い間、続けられる理由。 (「亡き母や病気の家族への誓い」という視点もあるが) 彼はこう答えた。「特にないんだけど・・」と前置きをして 「あえて言えば、6回も悔しい思いをしていることかな」。 この一言は、何か辛いことがあると、すぐ変化を求める私たちに対して、 とても大切なメッセージとなった気がする。 そして、今回のオリンピック前半で、思うような結果が出せなかった 「ジャンプ女子の高梨沙羅さんへ」静かながら熱いメッセージになったと思う。 信念に裏打ちされた行動は、何よりも強い、と知らされた。 彼はレジェンドだから(笑)「あと10年は続ける」と私たちを驚かせた。 今後、ちょっと不調になったくらいで、 マスコミをはじめ周りの多くの人が(無理やり)「引退」へ導かないように、 願うばかりである。 改めて「継続は力なり」を実感したコメント、大切にしたい。
|
|