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しもさんの「気になる一言」
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2014年02月07日(金)
教室内(先生と生徒)で情報格差がある

講師「板垣徹」氏(NPO法人静岡パソコンサポートアクティビティ)

演題「大人のためのウェブチェック講座」から。
彼の話を聞くのは2度目であるが、すでに内容が違っていた。
それは、情報社会が急速に発展していることを物語っている。
今の親は、子どもの塾通い(危険防止)のために、仕方なく
携帯・スマホを持たせると思っていたら、最近では、
塾が終わると、塾側から親の携帯・スマホへ「今、塾を出ます」と
メールが届くらしい。
そんな情報環境の変化で一番印象的だったのは、
子どもたちを取り巻く現状を把握するべき学校の先生は、
携帯・スマホを使わなくても良い(使わない)環境にいて、
かえって、子どもたちの気持ちがわからない。
言い換えれば「教室内(先生と生徒)で情報格差がある」。
正しい情報教育を受けていない(受ける必要がなかった)先生が、
生まれた時から、インターネットが使えた世代の子どもたちに、
教える難しさは、苦労があるに違いない。
しかし、それが現実であり、「先生の情報教育」を進めなければ、
「情報格差」はますます広がることが懸念される。
まずは「教える側」が「そんなものは必要ない」という意識から、
「知らないと、社会に出て困る」という意識に変えないと、
大変なことになる予感がするのは私だけだろうか。

P.S.(講演で紹介された)
「13歳の息子へ、新しいiPhoneと使用契約書です。
愛を込めて。母より」・・ネットで検索してみてください。