
|
 |
| 2014年01月10日(金) ■ |
 |
| あれ?「新聞記者」が「若者」に変わってる・・ |
 |
映画「永遠の0」鑑賞後、原作のメモを読み直して、 比較してみて気付いた点、その違和感を文字にすると 「あれ?『新聞記者』が『若者』に変わってる・・」。 「特攻隊」と「自爆テロ」は、所詮は洗脳されていて同じだ、と いう主張をするのが、原作では「某新聞社」、映画では「若者」。 実はこの設定変更が、とても気になっている。 原作者の百田尚樹さんが、納得したのなら仕方ないが。(汗) マスコミの報道の在り方や、考え方を痛烈に批判する場面が、 映画になった途端、こうも簡単に取り除かれているからだ。 このシーンは、物語の核心に触れる部分ではないが、書籍では 戦争を美化し、国民を洗脳した責任の一端はマスコミにある、 そんな百田さんの叫びを感じたのだが、私の錯覚だったのだろうか。 逆に、若者にすり替わったことで、この問題がとても簡単に 片付けられている気がしてならない。 「悪いけど、自爆テロと特攻とは違うよ」と主張する三浦春馬くんは、 「なにをムキになってるんだよ」と言い返されて、 「ごめん、やっぱり俺、帰るわ」と席を立ったシーンに感激したが、 その姿をみて「面倒くせぇやつ」という若者たちの罵声が・・。 いいのかな、私はこの部分、とても大切だと思ったんだけどなぁ。
P.S. たしか書籍では「カミカゼアタック」の章です。
|
|