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| 2013年12月25日(水) ■ |
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| 単なる「定期演奏会」ではなく「クリスマスショー」 |
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「沼商吹奏楽部・第53回定期演奏会」に足を運んだ。 今年は、いろいろな場面でお世話になったし、 たまには関係者ではなく一観客として、じっくり聴きたいな、 そんな想いで席に着いたのだが、私の期待をはるかに上回った。 これはもう単なる「地元高校の吹奏楽部・定期演奏会」ではない、 来場者を心から楽しませてくれる「クリスマスショー」だった。 だから一言は「単なる『定期演奏会』ではなく『クリスマスショー』」。 あっと言う間の「3時間半」、最後は会場全体にペンライトが揺れた。 以前から「歌って踊れる吹奏楽部」として、私の評価は高かったのに、 さらに「演じる吹奏楽部」が加わり、笑いあり涙ありのステージは、 温かい気分にさせてくれる「クリスマスプレゼント」となった。 実は、オープニングの挨拶でサンタの帽子をかぶった校長先生が登場し、 「メリー・クリスマス!!」と大声で叫んだ時に、ドキモを抜かれた。 その校長先生が「ちょっと今日は詩人になってみました」と照れた時、 今日は何かが違う・・と私の中で、弾けたものがあったのも事実。 特に第2部の「沼商オリジナルステージ『ライオンキング』」は圧巻で、 演劇部や合唱部とコラボレーションでもしたのかと勘違いしたくらい、 吹奏楽部員の真剣さが伝わってきた。 沼商吹奏楽部・音楽監督の川口三郎さんは、いつも笑顔を絶やさない。 そんな彼が、パンフレットに寄せたメッセージこそ、 今日のステージを象徴している気がしたので、最後に残したい。 「幸せだ!と思った瞬間、全ての出来事が感謝に変わる」 誰かの言葉かもしれないけれど、今日は間違いなく彼の言葉だった。 来年も沼商吹奏楽部の「クリスマスショー」も楽しみにしたい。 もう私の手帳には、クリスマスの歳時記に入っているのだから・・。
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