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2013年12月22日(日)
「もったいない」とは「命の大切さを伝える言葉」

講師「真珠まりこ」さん(絵本作家)
演題「もったいないばあさんと考えよう、世界のこと」から。
今年の春に開催した、絵本作家・宮西達也さんの原画展で知り合い、
わが町が今年度「道徳教育」に力を入れていることを伝えながら、
「もったいない」をキーワードに、まりこさんの力を貸して欲しい、と
密かに、ラブコール(笑)を送り続け、先日、その願いが叶った。
地元小学校の1年生から6年生に向けて、さらに町民に向けて、
「もったいないばあさん」の読み聞かせから始まり、
世界の子どもたちの悲惨な現状を話しながら「もったいない」とは、
「ケチ」とは違うことを教えていただいた。
幾つかのメモから、今回私が選んだのは「もったいない」の定義。
「もったいない」とは「大事にしようね」ってことだし、
「命の大切さを伝える言葉」であることを、改めて知った気がする。
またそんな話を、小学校1年生が約50分間、真剣に耳を傾けていたことに対し、
私は驚いたとともに、ちょっぴり嬉しくなってしまった。
話を終えた後、子どもたちが「今日は給食を絶対に残さないよ」と、
先生に感想を残したと言う。(これまた嬉しいことじゃないか)
「ケチ」は執着だけど「もったいない」は愛情なんだよねぇ、まりこさん。

P.S.
「忘れないうちに言おうと思って・・」と続けた「和食」の話、
「生物の繋がりを知ることで、自分を知るきっかけになる」
この生物の多様性の話は、また機会をみつけて取りあげたいと思う。