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| 2013年12月13日(金) ■ |
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| 50代の大人がゆっくり本を選べる場所 |
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書籍「伊藤まさこの雑食よみ」(日々、読書好日) (メディアファクトリー刊・169頁)から。 この中では、本ばかりでなく、お気に入りの書店なども、 非常にいいタイミングで紹介している。 神田古本屋街のちっちゃな書店や、松本の雰囲気のある書店、 そして、今注目を集めている書店まで、いろいろ。 今回、私が気になったのは「代官山蔦屋書店」。 佐賀県武雄市立図書館の指定管理を受けたことでも、 気になる存在の企業であるから、 先日、実際に足を運んで、隅々まで確認してみた。 「2011年12月オープン」、既に2年も経過しているというのに、 その斬新さは、驚くばかりであった。 この本の紹介文は、たしかこう書かれている。「大型書店なのに、 どこかしら個人の方の書棚をのぞいているような気になるのは、 きっと各専門分野のコンシェルジュの方たちのおかげなのですね。 50代の大人がゆっくり本を選べる場所というのが、 この書店のコンセプト」。そのとおりであった。 さらに「こういうお店があったらいいな、という 本好きな大人の思いがかたちになった。 たまに訪れては、幸せな時間を過ごさせてもらっています」。 大切なのは、目新しさではなく、コンセプトなんだと、 改めて実感した形となった。
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