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| 2013年10月06日(日) ■ |
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| 「捲土重来」「道法自然」 |
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映画「CUT」(アミール・ナデリ監督)から。 毎度のことながら、作品内に、掛軸などが飾られていると、 何かのメッセージだと察知して、メモしてしまう。 今回は「捲土重来」「道法自然」が気になって仕方なかった。 鑑賞後調べたら「捲土重来」とは、 「一度戦いに負けた者が、勢いを盛り返して、ふたたび攻めてくること」 「捲土」は土煙をあげるほどの激しい勢い、ようすをいう。 転じて「捲土重来を期す」などといって、 一度失敗した者が猛烈な意気込みでふたたびやり直すことをいう。 「道法自然」とは、中国の思想家、老子の言葉で 「人法地、地法天、天法道、道法自然」の最後の句。 「人は地に、地は天に、天は道に、道は自然に法る(のっとる=手本)とす」 つまり人は地に従うもの、地は天に従うもの、天は道に従うもの、 そして道は自然に従うもの、という意味らしい。 人の歩むべきは自然の法則に従うべき、と解釈され、 私利私欲に流されること無く、何が正しいのかを見極めること、 素直に感じ、行動することの大切さを伝えている言葉のようだ。 なるほど、この2つの四字熟語で、作品が思い出せる。 殴られ続ける西島秀俊さん扮する秀二が、 「本物の映画」だと仮定すれば「捲土重来を期す」日は近いし、 その手段は「道法自然」しかないのかもしれないな。
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