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| 2013年07月21日(日) ■ |
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| 私、道徳って、恥の概念のことだと思うの |
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映画「空中庭園」(豊田利晃監督)から。 角田光代さん同名原作の映画化、とあって楽しみに鑑賞した。 印象に残っているのは「道徳」に関する部分。 特別出演の永作博美さん扮する、変な愛人が一気に話すシーン。 「人間を人間たらしめているのは、恥。 恥を感じない人間は、猿と変わらない。 恥ずかしいと思うから、服を着るんだし、恥ずかしいと思うから、 人前でセックスしたりしないのよね。 私、道徳って、恥の概念のことだと思うの。 禁煙のバスで煙草を吸わないのは、なんで? 若い子の素足にいきなりしゃぶりついたりしないのはなんで? 恥ずかしいからでしょ? そんなことしたら。 だから、最も始末が悪いのは、恥という概念がない人間、 あんたのようなとろけた奴よ」 恥ずかしい、という気持ちが日本人に残っていれば、 日本の道徳は、またまだ捨てたものではないのだけれど。 偉人の話や感動の話を聞かせるのも確かに「道徳教育」だけど、 「恥ずかしい」という感情を、国民に教え直すことが、 道徳教育の一歩である気がしてならない。 家族の間でも「恥」という概念をもち、接することが大切だし、 「親しき仲にも礼儀あり」って、家族にも通用する言葉だと、 改めて認識した映画となった。 家族にとっても恥ずかしくない、夫・父親・息子でいたい。
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