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2013年07月07日(日)
いい事も悪いことも、記録を残す

町制施行50周年記念として「一日16ミリ映画祭」を開催した。
企画・運営は「清水町16ミリ映画同好会」。
昔懐かしい「16ミリフィルム」を大切に保管しながら、
あの「カタカタ」となる映写機での上映会となった。
プログラムには「町制施行10周年」「町制施行15周年」
「町制施行20周年」「町制施行25周年」そして「町制施行30周年」と
町の歴史を振り返るには最高の映像が、私を喜ばせてくれた。
しかしなぜか「町制施行35周年」以降の作品が見つからない。
私が広報を担当した時は「町制施行40周年」(10年前)だったが、
もう既に「DVD」の時代に突入していて、
「記念のテレビ番組」を制作したことを覚えている。
改めて当時の記録映像を残すことがいかに大切であるかを痛感した。
いくらお金があっても、もう当時には戻れないのだから。
「町の歴史」が費用対効果の論理で忘れ去られ、
当時の記録映像として残らないことになってしまうのは辛いことだ。
「いい事も悪いことも、記録を残す」(わが子の成長記録と同じ)
これが「記録・保存」の基本と言っても過言ではない。
当時、巷を騒がせた話題こそ、今では笑い話となるに違いないのだから。
それにしても、現在は無くなってしまった建物が多くて、驚いた。
わが町は、まだまだ変化し、少しずつ動いていることを実感した一日。
たまには、後ろを振り返ることも楽しいなぁ。