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| 2013年07月03日(水) ■ |
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| 「いつ、やる」「今だ」と奥村が答えた。 |
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書籍「錨を上げよ!」(百田尚樹著・講談社刊・ 上巻591頁・下巻616頁・計1207頁)より。 これはたぶん偶然だと思うが・・・(汗) 作品中に、とても面白い会話を見つけた。 「どうする? やるのか」と景山が訊いた。 ぼくが答えるよりも先に、奥村が「やる」と言った。 「いつ、やる」「今だ」と奥村が答えた。 昨年読んでいたら、全然、気にならなかった会話だが、 「いつ、やる?」「今でしょ」のCMを見るたびに、 このシーンを思い出してしまうのは、私だけだろうか。 また、3.11の震災前 (2010年1月30日第一版印刷) に書いた小説にも関わらず、白武久子とのキスシーン。 「再び、熱い情熱が体の奥から押し寄せてきた。 まるで巨大な地震のあとに、 連れてやってくる津波のようだった」 これまた、メモを片手に、う〜んと唸ってしまった。 これから先も、私の溢れたメモを読み返してみたい。 もしかしたら、時代の流れを読んでいる予告書かも。(汗)
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