
|
 |
| 2013年06月09日(日) ■ |
 |
| 科学の力で人間でも何でも小さく出来る |
 |
映画「ミクロの決死圏」(リチャード・フライシャー監督)から。 1966年のアメリカ映画、45年以上前の作品であり、 突っ込みどころ満載の作品であるが、なぜか面白かった。 そもそもタイトルも「ミクロ決死隊」と勘違いしていたくらい。 今、CGを駆使して製作したら、理科の教材になるのでは?と 考えたほど、発想は画期的だった。 その前提となるのは「科学の力で人間でも何でも小さく出来る」 また、ある程度の時間が経つと、元の大きさに戻るという視点。 昔のアニメ、メルモちゃんよりすごいな、と1人で苦笑いした。 「哲学者が言うように、人間は宇宙の中心だ」 「血は赤くないね」「赤いのは赤血球だけだよ、それも動脈だけ、 あとは海水に似た血しょうだ」 「生命の川だな、全長10マイルもある」 「(心臓を)止めるのは簡単か?」「動かすのに比べれば」 「心臓の音、1年に4,000万発も撃つ、すごい大砲だよ。 それが生命を支えているんだ」 こんな会話や台詞が飛び交い、私にはインパクトがあった。 癌や脳溢血・内臓悪化などで死ぬ人が多い今の時代だからこそ、 体の中の仕組みを知る機会になるのではないだろうか。 是非、リメイクを期待する作品の1つである。
|
|