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| 2013年05月31日(金) ■ |
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| だって民間じゃないもの |
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映画「県庁おもてなし課」(三宅喜重監督)から。 人気の書籍・原作を映画化するパターンはあるけれど、 文字からイメージする景色と、実際に映像で目にする景色では、 インパクトが違いすぎて、大自然を観光資源としたい 高知県のPR映画になってしまった気がする。 ところで、気になる一言は、ある方からクレームの電話。 そして最後に、必ずこう指摘される。 「あんたたちに足りないもの・・それは『民間感覚』」。 最近、流行言葉のように、行政改革などの会議で使われるが、 本当にその感覚が必要なのかどうか、誰もわからない。 「公」「官」「共」がゴチャゴチャになっている気がする。 そんなことを思っていたら、電話を切った後に、 県庁職員がぼそっと呟くシーンが続く。 「だって民間じゃないもの」(笑) 「あんたたちに足りないもの・・それは『民間感覚』」と 指摘をされたのに「だって民間じゃないもの」。 これって、仕事を雑に扱っているわけでもなく、 ましてや、手を抜いているわけでもない。 立場・役割が違うだけで、目的は同じだよという主張。 まぁ、勤務中に「おもてなし課」と書かれた公用車を止めて、 海を眺めて2人でソフトクリームを食べるシーンには、 さすがの私でも、抵抗があったけれど。(汗) 「民間」では、そんなことは絶対ありえない、と言われると、 それはそれで、首を捻りたくなるんだなぁ。
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