
|
 |
| 2013年05月26日(日) ■ |
 |
| 観光による地域振興か・地域振興による観光か |
 |
音楽会と並んで、わが町自慢の「第158回泉のまちカレッジ」 講師「三島市観光協会専務理事・小松繁生さん」
演題「「定年後の生甲斐を求めて」 (長年、想い描いていた夢を実現する時が来た)」から。 前半、伊豆半島の観光にスポットを当てたお話があり、 近隣市町の開発(企画も含め)が、自分の住む町、働く町に、 どのような影響を及ぼすかを改めて知り、大変参考になった。 その小松氏が、最後にまとめたのは、定年後の過ごし方。 私は、この地域で、こんなことをしたい、あんなことをしたい、 という、ちっちゃな提案。 退職後に、自分の住んでいる地域振興に役に立ちたい、と 大上段に構えずとも、実は昔からこんなこと考えていたんだ、と 話す彼の顔は、子どものようにウキウキしていた。 「住民として、与えられたエサを食べるのではなく、 自分でエサを探し、(活動)生きていくことが大切」 これこそ、定年後の生き方だな、と拍手をしたくなった。 その地域に住む人たちが、イキイキと生活し過ごす姿は、 他地域の方々にとって、とても魅力的に感じられるからこそ、 知りたい、見たい、体験したい、と集まってくると言う。 それこそが、現代風の観光誘客なんだな、と理解できた。 「観光による地域振興か・地域振興による観光か」 わが町は「地域振興による観光」なんだろうなぁ、きっと。
|
|