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| 2013年05月24日(金) ■ |
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| 天下のNHKではなく、みなさんのNHKです |
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ある方が誉めたつもりで口にした「天下のNHK」というフレーズは、 御法度なのか、訂正を入れることになっているのか、 「ちょっと訂正させてください、みなさんのNHKです」と、 フォローされた光景が可笑しくて、メモをした。 帰宅後、ネットで検索したら、こういうケースは Twitter等でも書き込まれているし、珍しいことではないらしい。 辞書によると「天下」とは、多くの使い方があるが、中でも 「かかあ天下」に代表される、 「権力をにぎって思うままに振る舞うこと」という意味や 「天下の大泥棒」「天下の横綱」などに使われる、 「比類ないこと。この上ないこと」という意味を含んだ 「上から目線」的な表現を避けているところが、面白い。 NHKファンの私としては、唯一の国営放送であるし、 「天下のNHK」という表現に、あまり違和感がなかったが、 そこまで意識して対策しているんだな、とそのことに感心した。 たぶん、どんな立場の方の挨拶でも 「天下のNHK」というフレーズに対して、間髪入れずに 「みなさんのNHKです」と言い直すよう徹底されているのかも。 「天下に名を知られる」という使い方の、 「世の中。世間」という意味に解釈すれば、いいのに・・・。 私は「天下のNHK」というフレーズ、好きなんだけどなぁ。
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