
|
 |
| 2013年05月05日(日) ■ |
 |
| 「粋な計らい」(東京ドーム)と「NGワード」(アンチ巨人) |
 |
プロ野球・巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんと、 巨人や大リーグで活躍した松井秀喜さんの国民栄誉賞の表彰式が 東京ドームで行われ、その光景はテレビとはいえ、生中継で放映され、 忘れられないものとなった。 2人の顔が画面に映し出されるだけで、涙腺が緩み、 そして2人の握手で胸が熱くなり、涙がこぼれたのはどうしてか、 私自身でもコントロールできない感情が、込み上げてきた。 その要因は、国民栄誉賞表彰式の会場が、東京ドームだったこと。 首相官邸以外の場所で行われるのは初めてとあって、 私は、安倍首相の「粋な計らい」を高く評価したい。 しかし、残念なことにお祝いのスピーチで「私は『アンチ巨人』で」と 東京ドームでは絶対に使ってはいけない単語「NGワード」を 口にしたことだけは、申し訳ないけれど、評価できない。 「文句なしの国民栄誉賞」と2人の功績を讃えただけでよかったのに。 わざわざあれだけの演出をしながら、残念で仕方がない。 何年か前に、東京ドームの始球式をした、人気女子プロゴルファーが 投げ終わった後のインタビューで「実は私、アンチ巨人です」と話し、 ネットの世界が炎上した光景が蘇った。 「口は災いの元、舌は災いの根」とも言う。 猪瀬東京都知事の発言も含め「NGワード」は、それだけ怖いことを ネット選挙解禁ならば、知っておくべきだろう。 今日の気になる一言は、記録として 「『粋な計らい』(東京ドーム)と『NGワード』(アンチ巨人)」とした。 主役の2人については、また後日、ゆっくり語りたい。
|
|