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しもさんの「気になる一言」
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2013年03月12日(火)
自転車に乗るのと同じ

書籍「間抜けの構造」(ビートたけし著・新潮新書刊・187頁)から。
「北野武」ではなく「ビートたけし」・・
この名前を見つけただけで、書店で、手を伸ばしてしまった。
今回はちょっと「タイトル」とはかけ離れたフレーズだけれど、
なるほど、と思ったことを選んでみた。
「一度でも『これだ!』というものを掴むことが出来たやつは、
二回、三回と出来るようになってくる。自転車に乗るのと同じで、
一度乗り方を覚えると段々上手になるじゃない。それと一緒」
これって、どんな分野でも、どんなことでも共通している。
自転車なんて、最初からスイスイ乗れた人はいないはず。
失敗しながら、転びながらも、そのコツを掴んでいく。
時には、誰かに後ろを支えてもらっているから、と安心し、
ふと気がつくと1人でバランスをとって乗っている。
そう言えば、自転車って不思議な乗り物で、
その後、ず〜っと何年も乗る機会がなくても乗れてしまう。
それと同じで、最初は自分には無理だと思っていたことでも、
「一度でも『これだ!』というものを掴むことが出来た」時、
人間は、自然と身につくように出来ているのかもしれない。
やっぱり大切な事は、転んでも諦めないことなんだろうな。