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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2013年03月09日(土)
おいしい場面だと思って打席に立て

(寝不足です、昨晩のWBC疲れかな・・)
翌日、いつもより早い朝から仕事だというのに、
午前0時近くまで、テレビの前から離れられなかった。
もちろん、WBCの第2ラウンド、台湾戦。
数日前に「もう私の好きな『野球』じゃないな」と、
今回のWBCについて愚痴を書いたばかりなのに面目ない。(汗)
投球数については、いまだ不満が残るけれど、
野球ならでは、の楽しみ方が出来た試合だった。
「あの場面で、送りバンドはないだろう・・」
「セーフだったからいいけど、アウトだったらどうすんだよ」
「へぇ、こんな途中でピッチャー変えるの?」
「やっぱり、何かもってるね、おいしいところで回ってくる」
全国野球ファンの「解説」が聴こえてきそうな展開だった。
気になる一言に選んだのは、若き大砲、中田選手が
決勝の犠牲フライを打つ前に、阿部主将が耳打ちした台詞。
「チャンスだから打ってやろうと思わず、
おいしい場面だと思って打席に立て」
その一言で、肩の力が抜け、ボールが見えるようになったらしい。
自分も驚くくらいの打撃不振で、悩んでいるはずなのに、
若い人へのアドバイスを忘れないところが輝いていた。
どうしても、活躍した選手に光が当たるが、
このアドバイスこそ、陰のファインプレーだと評価したい。
(野球に興味のない人、昨晩の試合を見逃した人、ごめんなさい)
結果オーライの采配やプレーより、より冷静な指示が出来る主将。
こんな人材が、組織には必要なんだな、とメモをした。

P.S.
地方から東京ドーム通いをしていた私としては、
「大観衆の人たち、ちゃんと帰れたかな?」そればかりが気になった。
あの試合展開で、時間だから帰ろうって言えないものなぁ。(笑)