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| 2013年01月25日(金) ■ |
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| 孔雀が発明したのが花火だった |
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映画「カンフー・パンダ2」(ジェニファー・ユー・ネルソン監督)から。 アニメだろうが、やはり私は「カンフー映画」が好きだ。 2008年の前作は、アニメとは思えぬスピード感を楽しんだが、 今回は画像の美しさやリアル感がさらに私を喜ばしてくれた。 新たなる敵は、野望に満ちた「孔雀のシェン大老」。 その「孔雀」を、物語の冒頭で紹介するのだが、 「羽根を広げた孔雀」を「花火」に例え、 その「花火」とは、こういうものだという定義が気に入った。 「孔雀が発明したのが花火だった」と言い切り 「色と喜びをもたらす花火には、闇と破壊をももたらす力があった」と。 花火は「色鮮やかな華やかさ」と「それを見上げる人たちの歓声」を 連想してしまうが、違った視点では「消えた後の真っ黒な闇」と 「尺玉などが大きな音とともに破壊される、弾けるパワー」とも言える。 花火の明暗となる部分を「正義の味方」と「悪役」に振り分け、 的確に表現した導入部から、魅了された。 もちろん、今回も作品を陰で支える豪華な声優たちに驚きながら、 「アンジェリーナ・ジョリー」が吹き替えた「マスター・タイガー」の ちょっとした色気が気になって仕方なかった。(笑) それにしても、豪華な声優陣、みんな主役を演じる人たちばかりだもの。
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