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| 2012年08月04日(土) ■ |
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| 世の中の誰も本当には同情してくれない病気 |
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映画「酔いがさめたらうちへ帰ろう」(東陽一監督)から。 重度アルコール依存症の男が主人公の話だから、 病院で先生が口にした、この病気の定義が面白かった。 「アルコール依存症が他の病気と違うのは」と前置きをして、 「世の中の誰も本当には同情してくれないということです」 これには、納得してメモが役に立った。 他の病気は、多くの人が容態を心配して様子を窺うが、 アルコール依存症は、意志の弱さが原因とみられるからか、 「大丈夫?」と口では心配するが、同情もしていない、 そんな周りの反応を覚悟してください、と言われたようだ。 ところで、主人公が物語の途中で、こんな台詞を呟く。 「母音だけで言うと、さみしいは『あいいい』、 かなしいは『ああいい』」 これは、後になってキーワードになるに違いない、 きっと何かの伏線だなぁ、とメモしたのだが、 結局、謎が解けぬまま、あっけなく終わってしまった。 「戦場カメラマン・鴨志田穣さんの自伝的小説」の映画化と 解説にあったから、図書館で見つけて確かめたい。 意味があるのかなぁ、このもったいぶった言い方。(汗)
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