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2012年07月16日(月)
1945年(昭和20年)7月17日未明・沼津大空襲

映画上映会があるというので、真夏日の中、汗だくになりながら、
隣市の沼津市民文化センターへ脚を運んだ。
映画は「一枚のハガキ」(新藤兼人監督)。
「撮影当時98歳という日本最高齢監督の新藤兼人が、
自らの実体験をもとに引退作として製作した戦争ドラマ」
そんな知識しかなかったが、なぜ今、この作品を?という疑問に
3つの答えが待っていた。
もちろん、戦争体験をした監督が作った戦争ドラマであり、
「戦争と平和を考える市民のつどい」らしい選択である。
もう1つは「明日の未明」いや「今晩7月16日の夜が明ける前」に
沼津市が空襲を受けたという事実。
「1945年(昭和20年)7月17日未明・沼津大空襲」
終戦記念日も大切だが、空襲を受けた地方都市は、その日は特別な日、
そう位置づけ、1年に一度、戦争を思い出すイベントとしたのだろう。
さらに驚いたことは、映画のエンドロールで確認したけれど、
この映画のロケ地の1つに「沼津市内浦・沼津市我入道」などが
選ばれていたこと。
これは、沼津にとって、とても大切なことだと思う。
伊豆や沼津を舞台にした映画「わが母の記」の宣伝もいいけれど、
こういった作品も同様に支援し、ロケ誘致だけでなく、
ロケした作品を上映していく施設整備の必要性を感じた。
夜はまた、隣市の三島市・白滝公園・桜川で、灯籠流し。
これまた多くの市民が集って、先祖に感謝するひとときを味わった。
どちらも「死」に関連したイベントであったが、
日本人らしい、歳時記だったと評価したい。
こういう文化は、次世代の人たちに伝えていかなくちゃなぁ。