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| 2012年06月05日(火) ■ |
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| 君を愛してる・・・家族の次に大切に思っている |
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映画「ロング・グッドバイ」(ロバート・アルトマン監督)から。 故人となった松田優作さんの「探偵物語」を彷彿させる作品、 いや、正確には彼が、この作品の探偵をイメージしたらしい。 ニヤッとするような行動や発言は、観客である私たちを飽きさせない。 愛猫の好物「カレー印の缶詰」がなくなったので、買いにいったら、 あいにく品切れ、わざわざ似たような缶詰を買ってきて、 カレー印の缶詰に中身を移し替え、猫を騙そうとするシーン。 片時もタバコを離さず、画像なのに煙たさまで伝わってくる作品。 自殺しようとする人を追いかけて海に入るのだが、 なぜか慌てて「ネクタイを持っててくれ」とネクタイを外す場面。 聴かれたくない話をするために、傍にいた女性に怒鳴る台詞。 「あっちへ行って、眉毛でも抜いてろ」 どれもがハードボイルド路線からは、ちょっと外れた言い回しに 私のメモ帳は、真っ黒になったが、とりわけこの台詞が好きだ。 「君を愛してる、君ほど惚れた女はいない」と愛を語った後、 「家族の次に大切に思っている」と真面目顔で答えた時は、 「やられたぁ」と笑わずにはいられなかった。 普通の男女が愛を語る話なら(不倫関係でも同じだけど・・) 「君を愛してる、君ほど惚れた女はいない」で終わるけれど、 「家族の次に大切に思っている・・」とは、笑うしかない。 せっかくの作品、こんな会話をメモする人も少ないんだろうなぁ。
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