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| 2012年05月31日(木) ■ |
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| ヒットを打たれるくらいならフォアボールでいいや |
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メジャーリーグ復帰の松井秀喜選手、2点本塁打で、 昨日の「気になる一言」を奪われたが、同日に達成した 巨人・杉内投手の「ノーヒットノーラン」達成秘話は凄い。 9回ツーアウトまで「26人連続アウト」でいながら、 27人目がカウント2-3になったところで、 気持ちを切り替えた彼の決断力は、今までの投手にはなかったもの。 「ヒットを打たれるくらいならフォアボールでいいや」 この発想は、野球好きの私にもなかった視点である。 彼の技術では、真ん中に投げて「ストライク」をとるのは簡単、 だけど、その球を狙われてヒットでもされれば、今まで重ねてきた アウトの延長上である「完全試合」(27人連続アウト)どころか、 「ノーヒットノーラン」さえ消える。 だから、この選手には「フォアボールでもいいや」と考えたという。 そんな簡単に、大記録を諦められるものなのだろうか。 文字にすると、その凄さが伝わらないかもしれないが、 今までなら、同じチームの選手やベンチも、大記録を前に 予想以上のプレッシャーを与えないようしながら達成させたのに、 彼は、そんなことも気にせず、あっさり言い切った。 「ヒットもフォアボールもないことは分かっていたので、 『こんなチャンスはもうないな』と思って狙っていきました。 ああいう時は意識しないといけないと思います」。 このコメントを読み、ただ一言「かっこいいなぁ」の言葉しか 私の脳裏には浮かばなかった。是非、今度は「完全試合」を。
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