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| 2012年04月22日(日) ■ |
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| お前に足りないのは、そういう覚悟だよ。 |
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映画「マイ・バック・ページ」(山下敦弘監督)から。 1960年代後半の学生運動を舞台に、物語は進んでいく。 その混乱の中に入って、真っ正面から向き合うタイプの人間と ちょっと距離を置いて、動向を眺めるタイプ。 そんな人間の2つのタイプを、当時の世界の出来事で表現して、 こんな会話で、妻夫木聡さん扮する、若手ジャーナリスト・沢田に 仕事に対する姿勢をアドバイスする先輩が眩しかった。 「月かベトナム、どっちかに行けるといったら、 俺は迷わずベトナムに行くな。 お前に足りないのは、そういう覚悟だよ。」と。 世界中の人々が注目し、誰もが憧れる宇宙の「月」よりも、 生きるか死ぬかもわからない「ベトナム戦争最前線」を選べ、 そんな感じなんだろうか。 取材とは、それだけ覚悟がいるんだ、と言い聞かせるように。 会社の上司も「俺たちは、社会の目なんだよ。大事なのは、具体。 そこで何が起こっているかが重要なんだよ」と叱咤する。 そういう覚悟を決めて立ち向かう経験をしないから、 お前が一番伝えたいのは何なのか、俺たちにはわからない、と。 実は、この選択はジャーナリストの話だけではない。 どんな職業でも通じる仕事に対する姿勢であるし、 「現場第一主義」を忘れがちな、私たち管理職には特に、 意識しておかなければならないことだな、とメモをした台詞。 「覚悟」という単語、胸に響くなぁ。
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