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| 2012年04月20日(金) ■ |
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| 「わかったか?」と訊ねたら「イエス・サー」と答えろ |
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映画「愛と青春の旅だち」(テイラー・ハックフォード監督)から。 「超有名な映画音楽とラストシーン」だけが記憶に残っているが、 さて、最初はどんなストーリーだったかな?と考えながら観直した。 海軍士官学校の卒業式、「解散」の一言で帽子を放り投げるシーンや、 鬼軍曹と最後に交わす会話や敬礼シーンなど、 もうかれこれ、30年以上も前に鑑賞したにもかかわらず 自分でも予想外に細かいところまで覚えていてのには驚かされた。 それだけ、当時からインパクトがあった映画作品だったことがわかる。 しかし今回選んだ台詞は、和訳の面白さとでも言うべき、軍曹の命令。 「『わかったか?』と訊ねたら『イエス・サー』と答えろ」 「『understand?』と訊ねたら『Yes,sir』と答えろ」ではなく 「『わかったか?』と訊ねたら『はい』と答えろ」でもない。 言葉のリズムやバランスから考えると、不思議なことに 「『わかったか?』と訊ねたら『イエス・サー』と答えろ」がベスト。 せっかくの感動作品に、水を差すようで申し訳ないが、 あれ?と首を傾げる和訳が幾つかあって、別の意味で楽しませもらった。 「今朝、メンスが・・」の訳は「今朝、生理が・・」の方が自然。 さらに、これでもかと言うくらい突っ込み所満載の和訳なのに、 何度も何度も登場する略語「DOR」は、何の説明もないのが可笑しい。 「DOR」が「drop on request」の略で一般的には「自主退学願」、 作品の中では「任意除隊」の意味で使われているのならば、 「DORしろよ」ではなく「任意除隊しろよ」と訳して欲しかった。 こんなくだらないことを指摘しながらも、 やっぱり、ハッピィエンドの映画って、いいよなぁ、私好み。(笑)
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