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| 2012年03月15日(木) ■ |
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| 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、当たり外れは風まかせ |
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映画「しゃべれども しゃべれども」(平山秀幸監督)から。 TOKIOの国分太一さん扮する落語家・今昔亭三つ葉は、 新作はやらず、古典落語しかやらないと決めている。 師匠には「数だけ増やしてどうすんだ、ばかが」と叱られるが、 それでも、古典落語を喋り続ける訳は、自信がつくような 「これだってのが、欲しいんです」が本心のようだ。 さて、最後にはある落語を自分のものにするのだが、 それを聴いていた師匠が、ぼそっと呟く。 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、当たり外れは風まかせ」 最後の「当たり外れは風まかせ」が粋だねぇ、とメモをした。 しかし、ネットで諺を調べると、不思議なことにぶつかった。 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」の意味、使い方に違いがある。 ある辞書には「下手な者でも何度も試みれば、 まぐれでうまくいくことがある」というたとえ。 類義では「下手な鍛冶屋も一度は名剣/下手の金的」など。 一方、「何事も根気よく続ければ、 そのうちにうまくいくものだということ」というたとえ。 使い方は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというから、 いつかは儲かることもあるだろう」となっている。 片方は「偶然・まぐれ・奇跡」のように捉えているが、 もう片方は「地道な努力、継続の大切さ」を伝えている。 この物語での使われ方は、後者だろうか。 私の理解は、前者だったから、ちょっと驚いたけれど、 あながち、間違いではない気がしている。 さて、あなたは、どちらだろうか。
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