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| 2011年12月03日(土) ■ |
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| もう一度、おまえに腕枕をして、寝たかったよ |
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覚悟はしていたが、とうとうこの日を迎えてしまった。 このところ、点滴だけの生活が続き、体重は激減したが、 それでも、私のそばで寝る吐息に、彼の「生きる力」を感じていた。 しかし、愛犬・ジェイクは、18歳の誕生日を迎える直前に他界、 早朝、妻に抱かれたままの状態で、人間と同じように、 死ぬ間際、一度、息を大きく吸ったかと思ったら、 そのまま動かなくなってしまった。 私が「公務員パパの生活コラム150」の原稿を書き始めた年、 彼は、我が家にやってきた、そう17年前の春のこと。 当時の日記には、新しい家族「ジェイク」が何度も登場している。 思えば、それからほぼ毎日、私は彼のそばで日記を書いている。 また我が家の家族それぞれが、彼との関わりの中で、思い出を作り、 今晩は、思い思いの夜を迎えている。私はそれでいいと思う。 自分の人生の中の18年間に、彼の存在があることは間違いないのだから。 冷たく、そして硬くなっているジェイクを眺めていたら、 涙が溢れ、やはりこの言葉しか浮かばなかった。 「ずっとそばにいてくれてありがとう。絶対に忘れないからな」 そして「もう一度、おまえに腕枕をして、寝たかったよ」
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