初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2010年10月14日(木)
朝に来て、午後には出て行く、サラリーマン

(痴漢対策で、電車内にカメラ設置・・の記事を読んで)
映画「それでもボクはやってない」(周防正行監督)から。
現在の刑事裁判の問題点に真正面から向き合い手がけた
異色の社会派映画、として話題を呼んだ作品である。
以前、紹介した国民健康保険がないアメリカの実態を、
ドキュメンタリーで表現している映画「シッコ」
(マイケル・ムーア監督)と同じような感覚で、観終わった。
気になる一言は、警察署のワンシーンを川柳にしたフレーズ。
朝の通勤ラッシュで痴漢行為をし、その容疑をあっさり認め、
午後には、取り調べを受けていた警察から、職場に復帰する。
そんな皮肉を込めた、川柳となっている気がした。
身に覚えのない痴漢容疑で逮捕されても、
「やってないことの証明は、非常に難しい」ことを知ったし、
「本当に無実でも、無罪になる保証はない」ことも理解した。
ますます、裁判制度に不信感を持つようになったのも事実。
最後に画面に映し出されるテロップが物語っている。
「裁判所は、真実を明らかにする場ではない。
裁判は、被告人が有罪であるか、無罪であるかを、
集められた証拠で、とりあえず判断する場所にすぎないのだ。
そして、僕はとりあえず、有罪になった。それが裁判所の判断だ。」

PS.不謹慎かもしれないけれど、同じ痴漢行為でも
「パンツの上から触れば、迷惑防止条例違反、
パンツの中へ手が入れば、強制わいせつ罪」という知識は、
飲んだ時のネタに使えるなぁ、と思ってメモをした。(汗)