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| 2010年05月01日(土) ■ |
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| 書くということは、自分を見つめること |
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映画「明日へ紡ぎつづけて」(山本洋子監督)から。 自主上映作品「あの熱き青春の日々・ 10万の少女たちが残したものは」の副題が示すように 繊維工場労働者の戦いを描いたドキュメンタリー映画。 1950年代版の「女工哀史」という感じで観終えた。 (「女工哀史」は、細井和喜蔵著・大正期の悲惨な女工の 労働状態を生々しく伝える貴重な資料。) このような映画が、どうして出来たかと考えたとき、 苦しいことを「苦しい」と書かず、どのように苦しいかを 具体的に書いて残したからだと思う。 それが、彼女たちの残した日記や写真、文集づくり。 書きながら、自分の内面を見つめ、 それが深く記憶の底に刻まれ、今、鮮明に思い出された。 「生き証人」としてのコメントは、非常に重たい。 だからこそ、私は「書く」ということをみんなに勧める。 彼女たちが当時を振り返って、何度も口にした 「書くということは、自分を見つめること」を 今回の「気になる一言」とした。 これが「自分史」の基本であり、郷土資料にもなる。
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