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| 2010年01月16日(土) ■ |
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| 葬式らしい葬式だったね |
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久しぶりに、お寺での告別式に参列した。 (まぁ、お寺関係者だから仕方ないけれど) お通夜は、1月の寒さに震え、ストープを囲み、 告別式は、お寺の庭に咲く梅の蕾を眺めたり、 厚いコートを、お焼香直前まで、着ていたり・・。 ほんの少し前までは、こんな葬式の光景だったのに、 いつしか、葬祭会館が主流になり、 季節を問わず、冷暖房の行き届いた施設の中で、 お通夜、告別式が執り行われている。 今回の告別式の帰り、知人が私に向かって呟いた。 「葬式らしい葬式だったね」 言葉として、正しいかどうかはわからないけれど、 「そうですね、私もそんなこと感じてました」と返した。 自宅でのお通夜、お寺での告別式。 故人の知らない一面を知る機会だったのかもしれない。 「あの日はものすごく暑い日だった」とか 「お通夜は雨が降ったよね」という記憶もなくなる。 現在のお葬式を否定しているわけではないが、 なんだか懐かしく感じたお葬式を、 「葬式らしい葬式だったね」という言葉で残したい。
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