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| 2009年12月10日(木) ■ |
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| 私、お金になるんですね |
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映画「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」(根岸吉太郎監督)から。 [原作]太宰治とあって、ちょっと迷ったが、(汗) 大好きな「松たか子さん、広末涼子さん」の共演とあって、 1度にふたりが観れるなんて最高・・とミーハー感覚で観てしまった。 気になる一言は、物語とはあまり関係ない、単なるつぶやき。 夫の借金を返すために小料理・椿屋で働き始めた佐知(松たか子役)は、 あっという間にお店の人気者になり、チップを大勢にいただく。 (たぶん、私でもチップをやりたくなるな、きっと(笑)) 2歳になる子どもの病気治療代もない貧しい暮らしと比べたら、 その世界は、驚きの世界だったに違いない。 あまりのチップの多さに、思わず口にした台詞が 「私、お金になるんですね」 実は、この台詞、原作は短編ということもあって、 読み直してみたが掲載されていないが、妙に、耳に残った。 以前、働いた経験があるような人物設定だったが、 人の役に立って、お金がもらえて、人気者になった彼女の台詞は、 「労働の意義」を表しているようにも感じる。 この世の中に、自分の存在感を意識したシーンだった気がする。 出番は少なかったが、広末涼子さんの演技にも、魅了された。 「おくりびと」の妻役から、ひと回り大きくなった彼女。 これからの活躍が、目に浮かぶようだ。楽しみである。
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